トップメッセージ
社長
Executive Vice President & General Manager
村山 卓
Tak Murayama
大阪ベイエリアのポテンシャルを活かしていく
開業25周年となる2026年は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにとって、事業の持続可能性と社会における役割を改めて見つめ直す機会と位置づけています。振り返れば、2014年の「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」の導入は大きな転換点となりました。これを契機に、大阪へのインバウンド流入を後押しするとともに、関西圏以外からの国内ゲストも呼び込む「集客エンジン」に進化し、地域経済の活性化にも貢献できたのではないかと自負しています。
2025年の大阪・関西万博を経て、大阪ベイエリアのポテンシャルは世界的に注目されています。重要なのは、その熱量を一過性に終わらせないことです。パークの成長は大阪の活性化や都市競争力の向上と相互に関係しています。これまで支えてくださった皆さまとともに大阪を盛り上げ、エンターテイメント産業の裾野を広げながら、観光の進化を後押しできる存在であり続けたいと考えています。大阪や関西の、さらに日本の経済成長ドライバーとして機能し続けることを目指します。
「まだ知らない自分に出会う」体験価値を提供
ブランドスローガンである「NO LIMIT!」は、ありえない熱狂や感動をゲストと共に創り上げたいという思いが込められています。パークには大好きな映画、アニメやゲームなど多種多様な世界観があり、さまざまな趣向性をもつゲストが思いのままに楽しめ、非現実にとことん没入し共鳴しあう刺激的な体験価値があります。今までにない体験で一人ひとりが自分らしさを解き放ち、その個性が重なり合うことで、ありえない熱狂や感動へとつながっていくのです。
パークへ来るたびに新しい自分を発見していただけるよう、私たちはクールジャパンを加えた独自の「5シーズン制」を採用し、1年を通じて「いつ来ても新しいニュースがあるパーク」を実現しています。2026年も周年テーマ「Discover U!!!」のもと、シーズンを通して新しい驚きを重ねながら、ゲストの感情を大きく動かす体験をお届けしていきます。
また、次の25年を見据え、既存施設の刷新による魅力向上に加え、将来的なパーク拡張にも取り組みながら、熱狂や感動へとつながる体験価値をさらに磨き上げていきます。
“NO LIMIT!”で唯一無二のパークを創造
パークがグランドオープンした25年前の2001年3月31日、私はパークの駐車場で、次々と訪れる自動車への対応にあたっていました。渋滞を発生させないようにチームで協力しながら工夫を重ねて乗り越えた経験は、私の原点です。
この経験を通して強く感じたのは、ゲストに最高の体験を提供するには、まずクルーが誇りとやりがいを持って働けることが前提だということです。私自身、周りのメンバーに恵まれたからこそ、今があります。クルーの笑顔やホスピタリティこそが、パーク体験のコアであり、「Crew is the No.1 Attraction」というメッセージは、今後も社内外で積極的に伝えていきます。
だからこそ、私たちは集客数のみならず、従業員満足度(ES)、ゲスト満足度(CS)、そして地域貢献度のすべてにおいて世界最高水準に達することを目指し、取り組みを進めています。私たちにとって、25周年はあくまで通過点の一つです。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、未来に向けて“NO LIMIT!”の精神で唯一無二のパークづくりに挑み続けてまいります。