2匹のホワイトタイガーの子供、「ホヌア」と「ラニ」が、「命のゆりかごの意味とは何か?」の答えを探す冒険の旅に出かけます。旅を通し、母である「大地」、父である「空」、友達である「海」、そして彼らを取り巻く動物たちのやさしさや愛に気付き、この世界がすばらしいということ(ファンタスティック・ワールド)を理解していくというストーリーが展開していきます。
「ファンタスティック・ワールド」には、重さ計約60トン、高さ約13メートル、幅約47メートルにもおよぶ大きさの、しずく型の形状をした可動式ステージが2台と、その2台のステージをつなぐブリッジとなるステージ1台の合計3台の巨大な可動式ステージが登場します。このしずく型ステージには、1台につき内側と外側にそれぞれ6枚、合計12枚の花びらのような形をした可動式のペタルが設置されています。このペタルは自由に動き、その姿を自由自在に変えていきます。さらに、このペタルには1台につき約27万個のLEDが取り付けられており、大地、空や海をその大きなペタル部分に映し出します。
さらに、このアトラクションを構成する大きな要素のひとつに、国際色の豊かさがあげられます。ショーで使われる全6曲のオリジナル音楽の作曲には、ハリウッド映画で活躍する作曲家のアラン・リー・シルヴァ(アメリカ)とティモシー・ウィリアムズ(イギリス)に加え、映画やテレビ、演劇、ゲームなど幅広い分野で活躍する作曲家の寺嶋民哉と、ピアニストでもあり、若手音楽家で最も注目を浴びている作曲家の一人である村松崇継の日本人作曲家も参加。パフォーマンスでは、日本国内からはもちろんのこと、中国、ウクライナ、ロシア、英国、米国、オーストラリアなど世界各国からオーディションを勝ち抜いたパフォーマー約60名が出演、ダイナミックで繊細なパフォーマンスを披露します。 |